イチジク

イチジクは人類が栽培を始めた最も古い木の一つで、聖書、コーラン、ローマ建国神話にイチジクが頻繁に登場します。アダムとイヴが身体を覆っていたのはイチジクの葉だったと言われており、古代から人々に親しまれていたことが伺えます。 イチジクは古代ペルシャが原産という説がありますが、現在イチジクは西アジア、小アジア、地中海沿岸の広い範囲で栽培されています。 イチジクは人気の高いフルーツです。肉厚で柔らかく、甘くてジューシーなイチジクは、アンチエイジング効果があると言われています。

世界のイチジクの主要生産国はトルコ、アメリカ、イランです。2003年の国連食糧農業機関の報告によると、これら３カ国が毎年10万トン以上を生産しています。2005年にはイランは約88,000トンのドライイチジクを生産し、およそ1,610トンを輸出しました。

パリズナッツで取り扱うドライイチジクは、イランの南東777キロに位置するエスターバンの谷で栽培されるものです。エスターバンは世界最大のドライイチジクの生産地です。イチジクの栽培に最適な土壌と気候に恵まれており、夏の強い日差しの中、灌水なしで良質なイチジクが育ちます。

私たちがご紹介するのは、化学物質やホルモンを一切使用せずに作る、オーガニックなドライイチジクです。イランのドライイチジクの主な特徴は、よく乾燥しており、硬くて皺が入っていることです。また、大きさと色にバリエーションがあります。パリズナッツでは、口が開いているもの（101の表記があるもの）と、口が閉じているものの2つのグループに分類し、各グループを更に細分しています。