パリズナッツのあゆみ
パリズナッツのピスタチオ農園
イラン、シルジャン
パリズナッツCEO
モスタファ・デエシリ・パリジ
パリズナッツは、イラン・ケルマン州のシルジャンにある家族経営の会社です。私たちの家族は、会社代表の祖父ゴラム・アリ・パリジ氏が1907年にピスタチオ農園を開いて以来、3世代に渡りピスタチオを栽培しています。
2代目のホセイン・パリジ氏が農園を拡大させた結果、現在私たちが所有する農園は300ヘクタールの規模を誇ります。最初の農園を開いて100年以上、先代から受け継いだ知恵と経験を活かし、植樹から栽培、収穫を全て手作業で行っています。加工作業は、最新技術を搭載した機械のある工場で行います。畑から箱に入れるまで、全工程において商品の品質を制御することにより、シルジャンの豊かな土と技術、そして日々の努力が生み出す最高のピスタチオをお客様にお届けすることができます。
私たちは顧客ファーストの企業として、商品の出荷前に各出荷先国が要請する検査を実施しています。例えば日本へ出荷する前には、EU基準を満たす研究所へサンプルを送り、アフラトキシンおよび残留農薬検査を行っています。
パリズナッツは、設立以来日本へ商品を輸出しています。日本は世界の中でも特に輸入食品に対する規制が厳しい国と言えるでしょう。その日本と取引している事実が、世界のあらゆる国へ輸出できる経験と能力の証しだと考えています。
私たちのビジョン
先祖から受け継いだこの仕事を継続し、高品質のピスタチオの生産と供給において市場のリーダー的存在になること。更に、効果的なマーケティングシステムを構築し、世界の多くの人々が私たちの商品を手頃な価格で購入できることを目指します。
品質保証
パリズナッツは最高品質とサービスを意味するべきと考えています。会社設立当初からこの信念に基づき日々努力を重ねてきたことが、これまでの成功に繋がったと確信しています。今後もイランの最高のピスタチオを供給するため、最新技術と効率の良いプロセス確立を目指して尽力します。
社会的責任
「今育っている作物は私たちのもの、ピスタチオは孫たちのもの」という言葉があります。それは、ピスタチオの樹齢が非常に長く、商業価値が生まれるまでに6年から8年を要することを意味しています。私たちは次世代の農家を念頭に置いてピスタチオを栽培しています。農園は生きた財産です。農園と周辺の生態系が将来も繁栄していくよう、環境維持のために細心の注意を払っています。